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南仏 エリア別観光

ニース

フランス第5の都市です。紀元前5世紀頃、ギリシャ人によって建設され交易地として栄えました。第2次世界大戦前には貴族が休暇を過ごしたリゾート地です。地中海性気候で年間300日以上も快晴といわれています。郷土料理はラタトゥイユです。

プロムナード デ ザングレ

1820年にイギリス人に人気の避暑地だったことから、英国人居住者の資金で整備された通称「イギリス人の散歩道」です。

マセナ広場

ニースの中心地です。ナポレオンによるフランス第一帝政下で活躍した元帥、ニース生まれのアンドレ・マセナから名前がつけられました。

ニース サン ニコラ ロシア正教会大聖堂

ロシア人の貴族が避暑地としてニースを利用し、自分たちの教会が欲して建てられました。中心地とは離れているのでオープンバスツアーなどを利用します。

城壁公園

ニースの街を一望できます。階段か、エレベーターで昇れます。公園や広場があり、子供たちが遊ぶ遊具もあります。

アヴィニョン

世界遺産のある街です。12世紀に自由都市として栄え、13世紀には十字軍遠征の包囲戦で破れ、街は破壊されました。14世紀初頭、イタリアとフランスの確執により、法王庁はこの街に宮殿を移し、キリスト教の中心地として繁栄しました。

アビニョン教皇庁

1309年から1377年の間の「アヴィニョン捕囚」の間、7人の教皇が住んだ宮殿です。ヨーロッパ最大級のゴシック様式の建物です。ベネディクト12世時代の簡素な旧宮殿と、クレメンス6世時代の豪華な新宮殿とに分かれています。

ノートルダム・デ・ドン大聖堂

12世紀半ばに建てられたロマネスク様式の大聖堂です。大聖堂のシンボルでもある「黄金の聖母子像」は、1859年に据え付けられました。内部も見どころが沢山です。

サン・ベネゼ橋

12世紀後半にローヌ川に初めて架けられた石造りの橋です。繰り返し修復されていましたが、17世紀のローヌ川の増水で半壊したあとは放置され、今の姿になりました。

ローヌ川クルーズ

4月から9月までの間は、アビニョン橋からローヌ川のほとりを巡る45分間のクルーズ船が運行されています。ランチクルーズとディナークルーズが楽しめます。

タンチュリエ通り

石畳が美しい通りです。映画のロケ地としても有名です。シンボルである水車の近くには『ファーブル昆虫記』で有名なジャン・アンリ・ファーブル氏が住んでいたといわれています。

時計台広場

1471年にアビニョン市庁舎に作られたからくり時計が見たい、レストランが集まる中心地です。夜にはライトアップされます。

アヴィニョンの城壁

世界遺産「アビニョン歴史地区」を構成する一部です。14世紀に建造された城壁は、ほぼ当時の姿のままで残されています。

カルヴェ美術館

18世紀に建てられたヴィルヌーヴ・マルティニャン邸です。28,000点にも及ぶ幅広いコレクションが収められています。

アルル

世界遺産に登録されている街です。紀元前47年にローマ都市が置かれ400年に渡って繁栄した都市です。中世にはプロヴァンス王国の首都として栄えました。数多くのローマ遺跡や、ロマネスク様式の建築物が楽しめるほか、1888年から2年ほど、ゴッホが住み傑作を残しています。

円形闘技場

1世紀ごろに造られ19世紀に再建されました。20000人を収容でき、牛を殺さないカマルグ式闘牛が行われます。

古代劇場

紀元前1世紀ごろ、アウグストゥス帝統治下に建てられた劇場です。17世紀に発見され、舞台や観客席の修復が進んでいます。

エスパス・ヴァン・ゴッホ

ゴーギャンとの共同生活で耳を切り落としたゴッホが療養した病院跡で「アルルの療養所の庭で」が描かれました。

カフェ・ドゥ・ラ・ニュイ

ゴッホの名画「夜のカフェテラス」の舞台です。絵のままに復元されています。

ヴァン・ゴッホ橋

ゴッホの名画「アルルの跳ね橋」のモチーフです。実際のものとは違う場所に1960年代に復元されました。

サン・トロフィーム教会

世界遺産です。7世紀ごろ創建のロマネスク美術の傑作です。アルルの初代司教にちなんで名づけられました。回廊の柱などの彫刻群を見たいです。

アルル市庁舎

フランスの国旗が目印です。内部の見学は営業時間内であれば、誰でも気軽に入ることができます。紀元前40年頃に造られたローマ時代の地下回廊は世界遺産です。

エクス・アン・プロヴァンス

紀元前2世紀ごろに造られた古代ローマの街が起源です。水を意味する「エクス」の名が示すように温泉の街として知られます。街のあちこちに噴水が設けられ、「千の泉の街」ともいわれています。

セザンヌの生家

セザンヌの生まれ故郷です。中の見学は不可です。街にはアトリエや、お墓(サン・ピエール墓地)などセザンヌゆかりの地めぐりができます。

市庁舎広場

17世紀後半に建てられたイタリア様式の市庁舎です。天文時計が設置されています。

レ・ドゥ・ギャルソン(カフェ)

1792年に創業しました。エディット・ピアフなどの著名人が訪れました。セザンヌも幼馴染のゾラと通っていました。

ダリウスミヨー音楽院校舎

隈研吾が設計した、コンセルヴァトワール(音楽院)と音楽ホールとの複合施設です。

マルセイユ

フランス第3の都市です。紀元前に古代ギリシアのポカイア人が築いたマッサリアが起源です。現在も貿易の要衝である港町です。紀元前3世紀から紀元前2世紀にかけてのポエニ戦争ではローマ側につき、カルタゴと敵対しました。第2次世界大戦中にはドイツに占領されるなどの歴史もあります。

サン・ジャン要塞

ルイ14世の命によって建設された要塞です。ドイツ軍に占領されていた際に弾薬庫の爆発によって建物の多くが破壊されましたが、再建されています。

サン・ニコラ要塞

ルイ14世の命によって建設された要塞です。現在は軍が管理し入場が制限されていますが、一部立ち入りできる場所もあります。

イフ城

フランソワ1世の命によって建設された要塞です。19世紀終わりまで刑務所として利用されていました。

ノートルダム・ド・ラ・ガルド寺院

マルセイユのシンボル的存在で、1853~1864年に建設されたロマネスク・ビザンチン様式のカトリック教会です。

カンヌ

1834年、イギリスのヘンリー・ブルーム男爵がイタリアへの途上で滞在し、カンヌに土地を購入してヴィラを建設し、生涯を閉じるまで過ごしました。これをきっかけにイギリスの上流階級がこの地域に別荘を建てはじめ、次第に高級リゾート地へと発展しました。現在では、毎年5月のカンヌ国際映画祭の開催地として、世界的に有名です。

サント・マルグリット島

カンヌから15分で行けるスポットです。中世に実在した「鉄仮面の男」が幽閉された地としても有名です。

パレ・デ・フェスティバル・エ・デ・コングレ

カンヌ映画祭の会場です。会場の前の石畳には、有名な映画俳優・女優の手形の敷石があります。

ノートルダム・エスペランス教会

1600年代半ばに建立されたカトリック教会です。美しい石造りのゴシック様式建築で礼拝堂の美しいステンドグラスを見たいです。

ルスケ地区

旧市街地のルスケ地区には、昔ながらの町並みがそのまま残っています。中世の名残のある古い建物など散策を楽しみたいです。